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住宅/ビル/マンションのデザイン建築設計事務所をしている片岡直樹が向学のために名建築を訪ねるシリーズです。 十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロは、手塚貴晴+由比先生の設計によるコンペによる実作で、この一筆書きの長いプランに興味があったので、ぜひ内部に入って空間体験をしてみたかったのですが、現地到着が日暮れ前で、開館時間に間に合いませんでした。外観だけの撮影です。ものすごい人里離れた山奥にありました。特徴的なコールテン鋼の外観は、森に阻まれて周りから伺い見ることはできませんでした。本当に目前にせまってようやくあたりが開けて外観が見えました。こんな名建築なのにもったいないことこのうえない敷地環境です。しかし、ここまでこれた人には、里山体験など大変人気があるようです。この地域の観光名所として成功している建物です。新建築2003年8月号に発表されている作品です。
塔と建屋の部分でエキスパンションが見当たりません。塔と建屋が一続きとなり窓のないチューブのような特徴的な外観がすごいです。
エントランス コールテン鋼に館名サインが映えます。
窓がいくつかあります。
曲がりくねった先の窓
後から知ったのですが、窓はガラスではなくアクリルを使用しているようです。この地域は雪が深く雪圧により窓が押された時の安全性を考慮しているそうです。
とても長い建物です。
コールテン鋼の赤茶色と緑のコントラストがきれいです。
株式会社片岡直樹一級建築士事務所
代表取締役 片岡直樹
設備設計一級建築士
一級建築士
管理建築士
読売理工医療福祉専門学校非常勤講師
2014グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス9の設計監理にて受賞致しました。
2008グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス8の設計監理にて受賞致しました。
建築雑誌KJ2016年12月号にデザイナーズマンション3作品が掲載されました。