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接着された既存の長尺シートを剥がしています。
既存の長尺シートを剥がした状態です。段鼻のノンスリップ金物は再利用して段鼻に乗せるゴムを新設してコストを抑えます。
共用廊下の長尺シートをバーナーで温めて柔らかくして剥がしていきます。
青いPタイルからノンスリップタイプの長尺シートに更新しています。屋内階段ですが、共用廊下が外部なので一応雨により滑りを心配して外部と同じ滑り防止の長尺シートとしています。
段鼻のゴムは新たに赤を選択しています。お施主様のコーポレートカラーです。
廊下軒天井をダーク色で塗装しています。新設する外壁アルミパネルの白さとコントラストをとっています。
既存が網入りガラスでなかったので、現行法規に適合させるため網入りガラスに交換しました。
共用廊下手すり壁が縦残柵形状の建物がありますが、私は高いところが怖いので、階下が見えて好きではありません。きちんとメクラパネルとします。
支柱へのパネル取付のディテールは施工者と類似建物を見学に行き研究しています。目地幅を極力無くしてオープンジョイントとしたディテールです。
手すりパネルを取り付けることで、下がり壁幕板ができた状態になります。
屋外廊下からエレベーターにつながるプランの場合、暴風雨で雨水がエレベーター昇降路に入らないように注意が必要です。昔のエレベーターでは、エレベーター機械室があり制御盤は昇降路と別の場所にありました。しかし、現在は機械室レスタイプでは制御盤が昇降路内にあります。
昇降路内の制御盤に水がかからないように注意が必要です。本建物のエレベーターは、改修されていているため、防風板の配慮を本改修工事でしています。
コンクリート躯体手すり壁が解体され、軽量化による耐震性UPを目的としたアルミパネル手すり壁に更新されています。床面は長尺シートが貼り換えられています。
株式会社片岡直樹一級建築士事務所
代表取締役 片岡直樹
設備設計一級建築士
一級建築士
管理建築士
読売理工医療福祉専門学校非常勤講師
2014グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス9の設計監理にて受賞致しました。
2008グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス8の設計監理にて受賞致しました。
建築雑誌KJ2016年12月号にデザイナーズマンション3作品が掲載されました。