新宿区市谷での鉄筋コンクリート造4階建て賃貸マンションの建設事例です。

根切とは、地面を掘る掘削・山留工事のことです。目的は地下工事をスムーズに行うための作業空間をつくることです。親杭横矢板工法で箱状に掘削して、土が崩れないように施工します。

今回の掘削工事では、ボーリングデータの孔内水位通り、掘削面より下に水位があるため、排水計画を含めた掘削工事による地下水の影響はありませんでした。

ちなみに、山留壁や支保工の工法については、施工管理者と専門工事業者のやり取りの中で決定されるもので、工事監理者がかかわり、具体的な指示を出す項目ではありません。

掘削土の搬出は、近隣トラブルが発生しないように十分注意して計画を立てています。また、残土処分の方法については廃掃法などの規定を守るように計画しています。