住宅/ビル/マンションのデザイン建築設計事務所をしている片岡直樹が向学のために名建築を訪ねるシリーズです。
群馬県富岡市の市役所です。
設計はプロポーザルコンペで選ばれた隈研吾先生です。新建築2018年7月号に発表されました。
職員の方の許可を頂いた範囲で、撮影させて頂きました。
2階行政棟廊下から議会棟の眺め
議会棟1階 エントランスホール
手摺:合わせガラスt8mm+t8mm MPG工法 セラミックプリント
幕板:st PL t2.3mm UP
庁舎前広場 しるくる広場からの行政棟と議会棟の眺め
行政棟2階 エントランスホール
階段床:フローリングt12mm+合板t12mm
st t6mm UP リブ 6mm*65mm@600 鉄骨表しUP H400*400 BT150*150 UP 耐火塗料部あり
行政棟2階 エントランスホール 端部
行政棟 2階 記者室・電話交換室等への廊下
行政棟2階 エントランスホール
天井:木材保護塗料 不燃針葉樹合板t12mmLGS下地 すかし貼り 天井表しの上不燃断熱材吹付
屋根頂部にハイサイドライトがあります。
養蚕農家の換気窓の仕組みである『越屋根』を取り入れているそうです。
議会棟2階 テラス
庁舎前広場 しるくる広場 手前に東屋
行政棟2階 エントランスホール
床:フローリング+捨て合板+木下地+断熱材+コンクリートスラブ
議会棟2階 テラス
議会棟2階 テラスから議会棟の眺め
富岡市に昔からあるクランクした路地『カマヒガリ』をイメージした建物配置だそうです。
議会棟2階 廊下から行政棟としるくる広場の眺め
ルーバーの樹木は、富岡産材を使用しているそうです。
議会棟2階 議場入口
最先端の有名設計事務所の建築デザイン ディテールが勉強できる建築です。
議会棟2階 議場入口 傍聴席側
議会棟2階 廊下からエントランスホールの眺め
軒天表し
屋根 軒先部:粘接着工法@260mm(カラーガルバリウム鋼板t0.4mm)
非加硫ブチルゴムテープt1.0mm裏打ち
下葺材:ポリオレフィン系補強層入り非加硫ブチル ブチルシートt1.0mm
野地板:耐水構造用合板t28mm
議会棟2階 エントランスホール
手摺:合わせガラスt8mm+t8mm MPG工法 セラミックプリント
議会棟2階 エントランスホール
議会棟2階 エントランスホール
議会棟2階 エントランスホール
壁:きびそ壁紙(japanインテリア・シルク きびそWall)
富岡市には世界遺産である富岡製紙工場があります。
絹が最初と最後に吐出す粗い糸『きびそ』を使ったあたらしい壁紙デザインだそうです。
議会棟3階 エントランスホール
議会棟3階 エントランスホール 防火シャッター納まり
議会棟3階 エントランスホール
議会棟3階 廊下
床と壁のミニマリズムデザインと天井仕上のコントラスト。
不燃針葉樹合板透かし張りの奥の設備ダクトのメカが見えてかっこいいです。
議会棟3階 廊下
議会棟3階 廊下
議会棟1階 エントランスホール
床:長泰石(アイロック)
議会棟1階 軒下
行政棟
屋根 屋内がある部分:粘接着工法@260mm(カラーガルバリウム鋼板t0.4mm)
非加硫ブチルゴムテープt1.0mm裏打ち
下葺材:ポリオレフィン系補強層入り非加硫ブチル ブチルシートt1.0mm
野地板:耐水構造用合板t18mm
ロックウール吹付t25mm
断熱吹付t30mm
行政棟 南側端部
議会棟
ルーバー:フェノール樹脂含侵木材ルーバー(越井木材工業 マクセラム)+アルミ成型下地材(LIXIL)
行政棟
外構:アスファルト舗装研磨仕上
議会棟
屋根:ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き(新星商事)
行政棟風除室
外壁:弾性吹付タイル+珪酸塩系無機質コーティング(グリーンドゥ)
行政棟 道路からのアプロ―チ
行政棟 風除室入口
富岡市役所
https://www.city.tomioka.lg.jp/www/index.html
住所:群馬県富岡市富岡1460−1