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検査者:片岡直樹建築設備設計一級建築士事務所 片岡
立会者:三浦工務店 松本所長 建装工業㈱ 国枝氏
外壁仕上の打診検査をしています。
この前に施工者である建装工業で検査をし、元請けである松本所長が検査を行い、この設計監理者検査というプロセスを経ています。
私が写真で左手に持っている資料はピン補修、樹脂注入補修等既存のひび割れ、浮き状況に合った補修施工プロット図基づいて検査を行わせて頂きました。不十分箇所は再補修を行っています。
バルコニー側は居住者の方が住まいながらの工事ですから、なるべく短期間の工事で完了し、物干しや採光の迷惑を最小限にする必要がありました。
バルコニー側手摺壁のコンクリート壁部分も耐震性改善のため軽量化したいところですが、騒音等居住者のご理解を頂くのは非常に困難と判断しタイルの剥離にとどめて短期間で足場を外すことを優先した設計仕様としました。
お正月前にバルコニー側足場を外すしました。
居住者の方にお正月休みでのご迷惑を軽減するよう、お施主様の意向を受けまして優先的に工事を進めました。
ケレン下地処理は、サビをとり旧塗膜の浮きはがれなどを除去する作業です。塗料の本体への付着力を確実なものとするためにも大事な工程です。塗料の付着のための目粗し、足付けとしても重要です。
階段板のチェッカープレートがサビで板厚が極端に薄くなっている箇所は、貼替をおこなっています。
屋外鉄骨らせん階段は、水平力を建物本体に負担させるために、偶数階で建物本体から片持ちで出された梁で支えられていました。
鉄骨とコンクリートの梁の接合部を強化するため梁のコンクリート補強をしています。
入居者の方がいながらの工事です。共用廊下は入居者の方が利用されるので、工事専用とすることができません。手すり解体後転落防止とコンクリートの塊が通行中の入居者の方にあたらないように養生しています。
手すり壁解体後です。メッシュ養生シートのさきにコンクリート手すり壁が解体されてありません。
コンクリート躯体手すり壁が解体され、軽量化による耐震性UPを目的としたアルミパネル手すり壁に更新されています。
株式会社片岡直樹一級建築士事務所
代表取締役 片岡直樹
設備設計一級建築士
一級建築士
管理建築士
読売理工医療福祉専門学校非常勤講師
2014グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス9の設計監理にて受賞致しました。
2008グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス8の設計監理にて受賞致しました。
建築雑誌KJ2016年12月号にデザイナーズマンション3作品が掲載されました。